オイルのはなし＃１

☆オイルのはなし＃１

これは～マジにやるととっても長くなります！
だから～何部構成かでやろうと思います。

オイルの種類

前列左から２サイクル・エンジンオイル（混合用）、フォークオイル、後列左からブレーキ・フルード、２サイクル･エンジンオイル（分離給油用）、４サイクル･エンジンオイルです。

エンジンオイル

エンジンオイルの働きは『冷却』　『洗浄』　『潤滑』が主な働きです。

冷却

これは、文字通りエンジンを『冷やす』こと。
「あれ？水冷とか、空冷とかってこと？油冷？」・・・
確かに『油冷』エンジンもありますが、オイルの働きは『冷却形式』に関係なく、『冷やすこと』なんです。

エンジン内部に入っているオイルが内側から冷やしてくれるんです。

洗浄

これも文字通り『洗う』こと。

エンジンの中には、ほんの僅かですが排気ガスが回ったり、煤や汚れ、新車のうちは金属同士が、馴染んで出る僅かな金属粉など・・・
そんな汚れをきれいにしてくれるんです。

潤滑

これは、動くところを滑らかに動かしてやるために、潤してやること。

これは、わかりますよね？要は滑りを良くして、スムーズに動かしてやろう！ってことです！

これらの仕事を、あの熱くなるエンジンの中でやってるオイルは！
働き者･･･

☆コーヒーブレイク☆

オイル交換について

オイル交換については、またの機会に詳しくやるつもりですが、
ここではちょっとしたお話を！

よく『オイル交換くらい自分でやろうぜ！』っていう話を聞きますが、
確かに、比較的覚えやすく手を着けやすいところではありますが、
今は！
あまりお勧めしません。

旧いオイル（廃油）は『産業廃棄物』でその辺に捨てることは出来ません！
(その辺に捨てると！逮捕！されることも！）

ですから、『どうしても！』やりたい！やってみたい！っていう方は･･･
バイク屋さんに相談して、やらせてもらってください！
バイク屋さんによっては、やらせてくれないこともありますが、
ちょいちょい顔を出して、仲良しになれば！
きっとやらせてくれると思います！
（オイルはバイク屋さんで買うこと！でないと殆どやらせてくれません！）

普段から、仲良しのバイク屋さん！（自分のバイクの主治医！です！）
を作っておきましょう！

おいらも、自分で出来るけど、廃油の処理が面倒だから
バイク屋さんに行ってやってます！

４サイクル･エンジンオイル

’００年以降、排気ガス規制と、メーカーの自主規制で２サイクルエンジンのバイクは殆ど（一部レーサーを除く）生産されなくなってしまいました！
ちょっとさびしいことですね･･･
さて、４サイクル（４ｓｔと省略します）エンジンオイルですが、これは～エンジンの中に入っています。

基本的には～殆ど減ることはなく、定期交換が必要です。

交換時期

走行距離３０００ｋｍ～５０００ｋｍで交換してください。

年間走行距離がそんなにない方は（おいらもそう･･）
年１回、春先の交換をお勧めします。

何で交換が必要なの？

上でも書きましたが、熱いエンジンの中で循環して（るんです）、だんだんオイルの質が下がってくるんです。
質が下がると、働きが出来なくなり、最悪！エンジンを壊すことも！

ですから、交換は、時期を決めて、ちゃんとやってあげましょう！

２サイクル･エンジンオイル

これは、４ｓｔと違って、別にタンクが付いていて、そこに入っています。
（４ｓｔにも一部、エンジンオイルのタンクが別の物もあります＝ＳＲ４００，ハーレーなど）

２ｓｔの場合は、ガソリンと混ぜて燃やしてしまうので、減っていきます！
働きは、４ｓｔと同じで、なくなったまま、走ると･･最悪！エンジンを壊します！

大体の２ｓｔのバイクには『ＯＩＬ』と書かれたランプがあって、少なくなってくるとこれが点くはずです！
ランプが付いたら～なるべく早く入れてあげてください！

満タンからランプが付くまで何ｋｍくらい走れるか、計っておくとよいですよ！

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