?ガス欠?




おそらく一番身近で、一番起こりやすい『トラブル?』が『ガス欠』ではないでしょうか?

ベテランさんは「ガス欠は恥ずかしい!」なんてことをおっしゃいますが・・・きっと一度くらいは経験があるはずです! (ない?きっと用心深い方ですね!お見事です!)

  • ガス欠って?

    まだ、初心者の方で、「ガス欠」の経験のない方には、「?」でしょう。
    文字通り、ガソリンがなくなることです。

    • なぜ気が付かない?

      不思議なもので、気が付かないことがあるんです。 FUELメーターつきでも、誤差はありますし、メーターのないものもありますし・・・










☆傾向と対策☆

  • ガス欠の原因  

    殆どの場合「ヒューマン・エラー」です。

    • 入ってるつもり

      燃料が入っていると思った!こないだ入れたのに・・・って言うことがあります。
      これは大体の場合は思い違いか、記憶違いのことが多いですね。
      (たまに、じいちゃんが草刈機にガスを拝借?して・・・何てことも・・・)

    • 思ったより早くなくなった

      これも時々ありますが、燃費は走り方や、状況でかなり変動するときもあります。

    • もう少し走ると思った

      これは確信犯?でも結構はまりやすいパターンです。

  • ガス欠しないために

    普段から燃費の計測をしておく

    大雑把でもかまいませんから〜やっておきましょう!
    • 例えば

      15L入り(自分のバイクのタンク容量は調べておきましょう!わからないときは〜ゲストブックにカキコ、してください!こちらで調べます。)のタンクのバイクで、満タンから200Km走って燃料を入れたら、10L入りました。

      200÷10=20 で1Lあたり20Km走ったことになりますね。

      こんな感じで、できるだけ燃料は満タンに入れて、そこからの燃費を計算してみてください。

      何度かやると大体の平均が出ますよね。








  • 航続距離

    先の例で続いて説明します。

    • 15L入りのタンクで、燃費が20km/Lだから、航続距離は300km!

      これは間違いです!!

      どんなバイクでも(車も)公称容量すべて使い切ることは出来ません。

      10〜15%は使い切れずに残ります。
      ですから

      15×0.15=約2.2L 15−2.2=12.8L

      12.8×20=256km

      ・・・と言うわけでおよそ250Km走ったら〜「ガス欠」になる!と思ってください!

  • 航続距離2

    上はあくまで、「ガス欠になるまでの」航続距離です。
    って言うことは、そこで止まったら後は・・・走れませんね・・・

    • ではどうしたらよいか?

      そこでバイク特有の「リザーブ=予備(予備タンク)」を利用します。
      殆どのバイク(最近はないのもある?)のは、燃料コックと言うのが付いています。

      これはXT500のコックです。乗らない時間が長いので保管時は「OFF」にしています。
      これに「ON」・「OFF(PRI)」・「RES」と書いてあるはずです。

      これはゼファー750の負圧コックです。

      バイクによって変わりますが、通常はコックを「ON」に位置にして走行します。

    • コック「ON」の状態で走れるのは、大体実容量の75〜80%だと思ってください。

      上の例ですと

      12.8Lの80%=10.24 でおよそ10L

      と言うことは

      10L×20Km/L=200Km 

      でさっきの燃料を入れたタイミングは、ぴったり予備一歩手前だったんです。
      ですので、200Kmくらい走って、急に(エンジンが)止まったら、まずは「ガス欠」だと思ってください。

      そうしたら、コックを「RES」に切り替えれば、またすぐ走れます。
      大至急GSでガソリンを入れましょう。









☆コーヒーブレイク☆

♪PRIってなあに?♪

ホントは、ここに書ける「失敗談」はたくさん?あるんですけど・・

それはまたの機会に(リクエストがあれば)して、ここでは、よくわからない「PRI」について説明します。

最近のバイクのコックは「ON」「RES」「PRI」となっているものが
多いと思います。

これは、’70代後半から普及し始めた「負圧コック」といわれるタイプの
コックは、この形になっています。

「負圧コック」とは、エンジンがかかっているときだけ、ガソリンが流れるようになっているコックです。

「えっ?じゃ、止まったらエンジンかからないじゃない?」

心配要りません!

少しでもエンジンが回れば(セルとかキックで)ガソリンが流れますから!

で!「PRI」って言うのは簡単に言うと「直結」と言うことなんです。

エンジンが回らないとガソリンが行かないと、修理したときとか、
困るときがあります。

ですから、大雑把に言うと「PRI」は、「修理用」にあると思っていただいて結構です。(ホントは、もっといろんな「訳」があるのですが、相当深くなりますので・・・知りたい方は「BBS」にでもください!)

もしも〜「PRI」のまま走ったら・・・

予備なしの、いきなり空っぽになります!

ちょっと怖いでしょ?(笑)

だから!普段は、コックの位置は「ON」

これを、走り出す前に、確認する癖をつけるのが、「ガス欠防止」の
第一歩です!

まあ、ガス欠もいい思い出にはなりますが・・・








  • 予備タンクについて

    上の説明で「実容量の75〜80%」と書きましたが、その残りが「予備タンク」です。

    (上のコックの写真で上にレバーを持っていくとRES=予備になります。)
    これも車種ごとに違いますし、個体差!までありますのではっきり「何L」っては言えないのでお許しを・・・

    上の例ですと

    およそ2.8Lくらいが予備です。

    2.8×20=56Km これが予備で走れる距離になります。

  • 意外に短い?

    これは、例えば、ツーリング先とか、場所によってはこのくらいの距離GSがないことはよくあります。

    ですので、上の例のバイクで知らない土地(地元なら〜大体どこにスタンドがあるかは?わかりますよね?)に行くときには、

    • 150KM走ったら〜スタンドを探し始める。

    • 200Kmでリザーブになったら、「第一村人」を見つけてスタンドの場所を聞く!

    • もしも行き着けない!時には〜事情を話してみる。 (農家では、農業機械用にガソリンを保管しているときがあるので、別けてもらえるかも?)

      ただし!
      間違っても!「軽油」はだめです!

      ガソリンでも草刈機用に作ってある「混合ガソリン」も4サイクルにはよくありません。(2サイクルには使えます!)

      ですから、「生ガス」を別けてもらってください。








ガス欠にどうしてなるかは、わかっていただけましたか?
エンジンのかからないバイクを押して歩くのは〜きついです!

まとめ
  • 普段から燃費を計っておく!

  • 予備になるタイミングを覚える(大体?Km)

  • 予備で何Km走れる?を覚える。

  • 走り出す前に、コックの位置をチェック!

  • 給油は出来るだけ毎回満タンに!

  • 出来ればトリップ・メーターを給油のたびにリセット。

  • 旅先、出先では「旅の恥はかき捨て!」恥ずかしがらずに〜聞きましょう!


ソロ・ツーリングで見知らぬ土地での「ガス欠」は切ないです(経験あり!)

お気をつけて!








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