初心者相談室


☆kumizo☆さまのご質問です

これからの時期寒くなって　道路が凍ったりすると　車はスタッドレスのタイヤを使いますよね？
で　バイクはスタッドレスのタイヤなんてない・・・？
車のタイヤよりデコボコが多いけど　やっぱり凍った道を走るのは 危険ですよねゞ

・・・それってやっぱり冬はおとなしく冬眠しろって事でしょうか・・・ゞ

こちらは冬が長そうなので　今からすげー悲すぃい〜ですゞ

どうにか乗れる方法を伝授くだせい　m(__)m



☆kumizo☆さま

またまたありがとうございます！

バイクの冬支度

出来れば１年中乗っていたいですよね！

でも、冬は･･･
危険がいっぱい！

  • タイヤ

    カブや、ピザ屋の３輪用、一部のスクーター用には「スノ−･タイヤ」が発売されています。
    しかし、２５０ｃｃより上のは、ないと思います。
    スタッドレス･タイヤも聞いたことありません･･

  • チェーン？

    タイヤチェーンは出ています。色んなサイズがありますので探せば･･･
    ただ、手に入れるのは、注文でしかないと思います。

４輪と違って、基本的には「雪道」「凍結路」は、走るこは考えていないようです。







冬道の走り方

おいらは、みちのくで、一応雪国？ですのでやはり冬は･･
乗れないことが多いですね･･

  • 雪が積もっていなくて暖かい、穏やかな日

    こんな日は「乗りたい！」って思います。ですが落とし穴もありますのでご注意を！

    • 日陰

      冬の日陰は「濡れていたら凍ってる」と思ってください！
      これは「打ち水」や「融雪用水」などで濡れていることがあります。

      こんなところは要注意です！

    • 地吹雪

      もちろん、吹きっさらしのところもありますが、怖いのは、建物の間とか、予想できないところです。

    • 雪かき

      雪国では、なぜか？玄関前や、歩道の雪かきをすると、かいた雪を、道路に出します。
      これも怖いです！
      交差点を曲がったら〜いきなり道路に雪が！
      なんてことがあります。


  • 曇った日、雪の日

    こんな日は、乗るのはやめましょう！

    凍った道や、雪道で転ぶと〜とっても痛いです（経験者）







冬にバイクに乗る！

それでも〜乗りたい！って人のために・・・
  • 装備

    • 完全防寒

      寒いと体がこわばって、正確な操作が出来なかったり、微妙な調整が出来なかったり･･･

      ですから、きちんとした防寒用品をそろえて装備しましょう！

      ただし！流行の「ロングマフラー！」は後輪巻き込みの危険がありますので、絶対やめてください！

      別に「バイク用」として売っているものじゃなきゃ･･･と言うわけではありません。

      ただ、バイク用のものは、「バイクで走る」ことを考えて作られているものが多いので「スグレモノ」があります。








安全装備

もちろん、ヘルメットとかですが、冬道は確実に危険度が上がっていますので！「ヘルメット＝できればフルフェイス」「グローブ」「ブーツ」の３点は必需です！

  • ヘルメット

    出来ればフルフェイス！寒いし〜安全だから

    ただ、メガネやシールドは曇りやすいので気をつけて！

  • グローブ

    よく、冬用にスキー用を転用する人が多いと思いますが、できればバイク用を買ってください！

    なぜかと言うと、スキーは「指先での操作」を要求しないからです。

    バイクは、ブレーキ！やクラッチ、スイッチ操作など結構指先で操作しますからね･･･

  • ブーツ

    ブーツも出来ればバイク用を･･･

    かかとがあまり高くなく、足首、くるぶしをしっかりガードする。

    そんなものなら〜バイク用とは限りませんが、できれば、ふくらはぎの中ほどくらいまでのショートブーツがお勧めです！

    最近は〜結構デザインのいいものも多くなってきたみたいで、ヘルメット持っていなきゃ、バイク用のブーツだってわからないものまで！

    気に入ったものを探してみてください！








操縦法

別に冬だからって、特別な技術がいるわけではありませんが、注意点はあります。

  • ペースを落とす

    これは、いきなり凍結していたり、積雪があったりするので、対処できるようなペースで走る！と言うことです。（当たり前？そんなこと言わずに･･･）

  • 「予測運転」を心がける

    これは、少し難しいし、経験が必要かもしれませんが、気持ちの中で「このカーブの先が凍ってたら？」ということを考えて走ってみましょう。

    そうすれば、不測の事態にも対処できるかも！

  • 裏道は使わない

    出来るだけ幹線道路を使いましょう！
    路面状態も比較的良いし、乾燥も速い、凍結の恐れも減りますから。

    裏道、山道は何があるかわかりませんから！

  • 無理はしない

    「やばい！」って思ったら〜引き帰してください！

    「ここを抜ければ大丈夫？」って言うのは無謀です！ 他の道を探すか、諦めてください。








突然！目の前が凍っていた！

パニック！ですよね！

こんなときは・・・
  • 思いっきり！「ニーグリップ！」

    ＝まずは車体を安定させる。

  • 目線を遠くに！

    「バイクは見たほうに進む！」（これは覚えていてください！）
    だから真っ直ぐ前を見て、目線は出来る限り遠くへ！

  • ブレーキは絶対ダメ！

    なんとなくわかりますか？ブレーキをかけたらどこに行くかわかりません･･･

  • アクセルは開けも、閉めもしない

    アクセルは「開けも閉めもしない状態」＝パーシャルを保ってください。

    開けると駆動力がかかり、閉めるとエンブレがかかり、いずれも転倒の原因になります。

この状態で、凍っているところを抜けたら〜減速しましょう！

多分出来ないでしょう･･･おいらも自分で出来ないと思います！（そんなの教えるなよ！・・・でも、知識として知っていて良いはずですから！）








おいらのいる、南東北では、真冬、雪が根雪になって、溶けない時期は諦めて「お手入れ期間」にしています。

１月から〜２月くらいですね･･･

バイクは、傾けて（バンクさせて）曲がる乗り物です。
雪道や、凍結路では間違いなく転ぶと思ってください！

怪我は大敵！ですから！

楽しいバイクライフを！



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