'09　5月ヤフオクにて入手 状態は少々打痕や傷はあるもののネックコンディション、ボディの状態、ともに良好♪ モチーフはMartin戦前モデルでトーチインレイ、べっ甲ピックガード、クルーソンタイプ・ペグなどにそのディティールが見られる

バインディングはメイプルで同様にメイプルのへリング・ボーンがこの時期のD・Pre/Warの特徴 現行モデルではラインのバインディングになっている ローエンドとは思えない仕上がりはさすがに工房製♪

ヘッドストックはマホガニーネックに天神のみローズウッドのつき板が張ってある トーチインレイはメキシコ貝、ペグはGOTOH製でSD90というオールド･クルーソン･タイプなのだがさすがにGOTOH！ カチッとした操作感や芯ブレのなさはさすがだと思う！個人的にはウェバリーあたりのオープンタイプも魅力だが、このチューニングの安定感は何者にも変えがたい♪

ブリッジはローズウッド、Martin同様のロングサドルで手間がかかっている♪ ブリッジピンがサドルと並行になっているのが特徴！ 各弦のテンションを均等に保つと同時にピン穴からサドルへの切れ込みで弦への負担とテンションの調整をしている

ロゼッタはメイプルの象嵌で手書きで仕上げられている 目の詰まったトップはアラスカ･スプルース単板で程よく飴色になってきている♪

ピックガードはUSAトーティス製 カラーはミディアム、サイズはD28だと思う べっ甲柄のPGがこのギターを印象付けている♪

ラベルは藤丸氏の印のある中期のもの、シリアルNo.30995は2001年12月17日ラインオフしたものと言うことがわかった♪ すでに8歳！程よく使い込まれていい時期かもしれない！

ヒールエンドはバインディング同様メイプルのつき板が張ってある♪ パーフリングもメイプルの象嵌でヘリングボーン同様これらの部品は外注だと言うことだが、非常によく揃っていて管理が行き届いていることがよくわかる！ サイドとバックはローズ×マホガニー×ローズの3Pでそれぞれの良さを併せ持つクォリティの高いものとなっている！